この問題解けますか?let, have, makeの文構造と干渉度合いの違い
こんにちは!
「クラスの落ちこぼれ」から
現役同志社生の@マルです
いきなりですが、
あなたはこの問題が解けますか?
「解けたよ!」
って方は答えを確認するために
「え、分かんない」
「合ってるか怪しいな」
って方は理解するために
最後まで読んでください
目次
はじめに
最初の問題は解けましたか!?
難しいですよね
でもこのレベルの問題が
共通テストでは
当たり前のように出てきます!
でもこの記事を読むことで
使役動詞が完璧に
理解できるようになります!
そのため、今のうちに
しっかりと理解しておきましょう!
今回は
使役動詞
make, have, let
について解説します!
使役動詞とは
使役動詞とは、
「人(物)に〜してもらう」
という意味を持つ動詞です
そのため今回説明する
make, have, letは全て
「人(物)に〜してもらう」
という意味です
文の構造としては、
let (人) ○○ で
(人)に○○させる
という形になります
またこの○○に
動詞が入る場合は、
必ず原形になります
これはletに限らず、
haveやmakeの使役動詞についても
同じなので覚えておいてください!
でも
それぞれ違いがあるんです!
make, have, letの違い
これらの使役動詞は
全て
「人(物)に〜してもらう」
という意味でしたね!
でも!
その
「してもらう」ための
干渉度合いが違います!
どういうことか
口で説明するのは難しいので
例文を見てください
1つ目のletの例文では、
「彼を行かせた」のは
無理やりではなく、
「彼」の意思によるものです
そのため
他者の干渉は少ないと言えます
2つ目のhad (have)では、
「弟」がしたくてやっている
というよりは
「私」がやらせています
そのため干渉が大きいです
3つ目のmakes (make)では、
この一文ではわからないかもしれませんが、
「私」が「母」によって
やらざるを得ない状況に
追い込まれています
そのため、
haveよりも
さらに干渉が強い表現です
この関係を図式すると
以下のようになります
どれも同じ
「人(物)に〜してもらう」
という表現ですが、
このように
少しだけニュアンスが
違うので気を付けてください!
また、図を見て理解できても、
すぐに忘れてしまうので、
スクショして、
フォルダに入れておきましょう!
問題の解答
では最初の問題の答えを確認していきます
答えは
(2)check です
使役動詞の後に来る動詞は
必ず原形でしたね!
これを日本語にすると、
「私は歯医者に私の歯をチェックさせた」
になります
終わりに
今回は
使役動詞
make, have, let
について説明しました
明確な違いを問題に
取り上げられることは少ないですが、
理解していないとニュアンスがつかめません!
しっかりと理解しておきましょう!